| 2006年03月07日 |
ウェブ進化論 前編
今話題の「ウェブ進化論」。
はてな取締役でシリコンバレーで10年以上活躍していた梅田さんが著者。
ぐっと引き込まれるようにして読み終えた。
読了後、再読しなければならないという思いを強く持つ。
グーグル。
本書ではページの約80%をこの企業について書いている。
一般の人のグーグルのイメージってどういうものなのだろうか?
以前、同僚の電話を横で聞いていると・・・
「グーグルで検索していただければ・・・」
「いえ。グルグルではなく、グーグルです。」
「検索エンジンのグーグルです。」
というようななかなか刺激に富んだ会話をしていた。
ネットとそれなりに近い距離にいる人以外はこういう認識なのかもしれない。
少しネットが生活の一部になっている人でもグーグル=検索エンジンの会社というイメージだろう。
私も、グーグルアースを見るまでをその認識と似たり寄ったりだった。
しかし、グーグルアースやその後のグーグルの動きを見るにつけ、内田樹先生がラカンやレヴィナスについて語っていたことを思い出した。
レヴィナスやラカンのようなスケールの思想家の考えていることは長い船体を持つ船に似ている。まず船首が見えて、それが視野を通過し、ずいぶんたってからようやく船尾が見えてくるが、そのときはもう船首は視野の外なのだ。 巨大なスケールの思想については、私たち凡人は決して「一望俯瞰的」に語ることができない。そこにはどうしても「時間」という要素が必要になる。長い時間をかけて思考の歴程をたどるという忍耐強い作業が必要になる。 読み始めたときにはその意味を知らなかった概念が血肉化され、それまでの常識が放棄されていくという自己変容のプロセスを経験しなければならない。
このレヴィナスとラカンの部分にグーグルを当てはめれば、今の私の心境と一致する。
グーグルが○○というサービスをはじめるというニュースからグーグルが考えているほんの一端が垣間見える。
そして垣間見た部分の凄さを感じるという経験を繰り返している。
グーグルアースしかり、Google mapしかり、Gmailしかり、Google Baseしかり、Google Analyticsしかり。
まだ「ウェブ進化論」について読み終わっただけで、うまく消化しきれていない。
もう少し、自分の中で発酵するのを待とうと思う。
また「ウェブ進化論」が日本にどういうインパクトを与えているのかについても知りたいと思う。(要調査)
著者:梅田望夫さんのブログ
「ウェブ進化論」の梅田望夫氏が語る“Googleという隕石”(前編)
「ウェブ進化論」著者、梅田望夫さん(45)に聞く(上)
ウェブ進化論1――梅田望夫氏の「神の視点」
梅田望夫がブロガーと語る「ウェブ進化論」
以下は、「ウェブ進化論 前編」の関連エントリーです。
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コメント
最初は、ググルの意味もわかりませんでしたから
たぶん、ネットをしない人には理解できないと思います
投稿者 金沢老舗和菓子 落雁 諸江屋 : 2008年09月28日 00:37
ウェブ進化論


