2006年04月27日
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集団の「適切サイズ」について思ったこと。


内田先生の今日のブログにちょっとインスパイア。

内田樹の研究室: ナショナリズムと集団性

私たちは何を基準に帰属すべき共同体を選ぶべきなのか。 これは長くむずかしい問題なので、今日は論じない。 ただ、ひとつだけあまり人々が言わないことなので、ヒントとして掲げておきたいことがある。 帰属すべき集団を選ぶときのたいせつな基準の一つは「サイズ」である。 当たり前だが、互酬的集団はサイズが大きいほど成員ひとりひとりの受益機会は増える。 だが、どのような集団も、あるサイズを超えると集団の維持が自己目的化し、集団成員の互酬的コミュニケーションには副次的な配慮しかされなくなる。 そのような集団は成員をあまり幸福にはしてくれない。 それが何を目的とする組織なのかによって集団の「最適サイズ」は変化する。 互酬性ということを優先するならあまり巨大な集団には帰属しないほうが賢明であるし、ある種の技能や知識を共有したい場合も、サイズはある程度以上にならない方が機能的である。 だが、集団の「オプティマル・サイズ」については汎通的な基準は存在しない。 こればかりは自分で判断するしかない。

集団の適切サイズというのは以前から強く意識してきたので、それをきっちりと言語化して頂いた気がする。
自分の岐路について考える場合の基準の1つに「集団のサイズ」というのを私は採用してきた。
あと追記することがあるとすれば、集団に帰属するタイミングだと思う。
もちろん集団に帰属するタイミングとその集団の適切サイズというのは複数あって、自分のステージによってどれを選ぶのか?ということになるのではないかと思う。
つまり、集団のサイズと帰属するタイミングというのはセットで、それが判断基準の1つではないかと。

逆にどういう人を集団に受け入れるかについては、その集団のサイズとステージにあった「マインド」をもっている人を受け入れなければならないと考えている。
実際、「マインド」というのは、人間のコアの部分でそうやすやすと変化したりはしない。(スキルとは違う)
集団を機能的に運動させるには、必要な「マインド」を持っている人を適量集めて、ドライブさせるというのがベストだと思う。そういう意味では、集団が機能的に働かなくなる原因は、「サイズ」がおかしいか、「必要なマインド」を持っていない人が多くなってしまったか、のどちらかである可能性が高い。
上場までは機能的ですばらしい企業だったベンチャーが、上場後に機能不全に陥る原因も同じだと思う。
株主からの要求で売規模&利益を確保するために「適切なサイズ」を犠牲にしたか、上場後に新卒でとれるようになった一流大学を出たスキルを持った人材を「必要なマインド」を持っている人材と錯覚したか。

「サイズ」と「マインド」が集団に入るにしろ、受け入れるにしろ、キーワードになると思う。



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